「回るの?こわそう…でもやってみたい!」
「ラートの楽しさや笑顔を子どもたちにも広めたい。」
プロのラートパフォーマー吉田望さんが小学生を対象に体験会を開きました。
ラート(Lard=輪)は身長より大きな鉄製の輪を2つ平行に並べた器具で行うスポーツです。
二本を繋ぐステップ(足台)に立ち足を固定、上部のグリップを握って、踏み込み、直立のまま横にグルっと、360度回転します。
逆さまになったり、宙でのボディバランスを体験・トレーニングできる絶好の機会。
挑戦したのは7名の小学生。
――待ちに待った、回転の時!
まずはお手本に、望さんが演技を披露すると、
「うわぁ~すごい」「はやくやりたい!」
3台のラートに分かれた子ども達は、好奇心いっぱいの顔、不安な顔、様々な表情をしています。
「まずはやってみよう!動かしてみよう!」
――立ってみる、おそるおそる踏みこむ……よし、回ってみる……「できた!」
声をかけ、補助していても、子どもが急に回る仕草で、大人はヒヤッとします。
――勇気をもって動いた結果、回転する三次元の世界を見られる!
――大人はその子どもを、まずは見守る…。
子どもの「やりたい!」気持ちで、素直にのびやかに体が動きます。
それは、大人が忘れかけている冒険心を目の当たりにし、
同時に子どもの力を感じる瞬間でした。
後半は、見守りながらもウズウズしていたお母さんも、ラートを使った「シーソー」を体験。
「高いね~!」
いつもより高い目線に歓声があがります。
――「次はやってみたいな」
体験会が終わる頃、お母さんのそんなつぶやきも聞こえました。
あなたも、親子で一緒に、「グルっと体験」してみませんか?
――「いつもとちがう楽しさ」が見えるかもしれません。
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